CLASSICS the Small Luxury Design Award 2024 受賞作品発表
受賞作品
― グランプリ(1作品) ー
作者:Hu Xiaoyi(中国) タイトル:Spring Joy |
審査員講評:イラストとして、ゆるくてかわいいなと、第一印象では思ったのですが、よくみるとグラフィックデザインとしてもすごいバランスが整っていて、デザインの力とイラストの力のバランスが絶妙に上手だなと思いました。色もとても綺麗なので、ハンカチにした時もポップで可愛いものになるのではないかと思います。 |
― 準グランプリ(2作品) ー
作者:Hu Xiaoyi(中国) タイトル:Fluffy Hug |
審査員講評:感覚的にすごく楽しくなる作品。トレンドの中でも、非常に黄色が強くなってきていて、特にクリーム色の黄色というのは安心感もあり、これからのハッピーカラーとして沢山でてきます。その中でも、とても色彩の感覚が綺麗だなと思い選びました。 |
作者:杉原 潤一(日本) タイトル:Hello my friends |
審査員講評:パッと見た時に、手前のイノシシのような動物が、すごい素朴でシンプルなイラストが魅力的だなと思いました。よく見ると、山やうえに飛んでいる蝶々などが緻密に描かれていて、手前のイノシシのおおらかさと背景の緻密さのコントラストが魅力的な作品です。 |
グランプリ・準グランプリの作品は、デザインを製品化し、CLASSICS the Small Luxury 直営店にて販売予定となります。販売時期は追って告知致します。
― 審査員特別賞 (5作品)ー
作者 作品名 【審査員講評】 HAPPYと感じる瞬間の感覚が可視化されたデザイン。私の幸せの価値観と似ていたので共感しました。積み重ねてきた経験や想いが視覚から伝わった時の幸せって深いと思います。塗り重ねたような描き方にも一言では語れないような時間の経過を感じました。蓄積と楽観がバランス良く表現されていて、このハンカチを見る度に幸せの感覚へ解放されるような気がします。 |
作者 作品名 【審査員講評】
齊藤 貴史 (株式会社グリフォン 代表取締役/プロジェクトデザイナー)
綺麗な配色と配置の密度バランスで、おにぎりと、おかずと、長い髪で赤いワンピースの女の子がレイアウトされた一枚。女の子のちょっとませた雰囲気が、ただの少女趣味の可愛い柄ではなく、全体をポップな印象に感じさせる。文字通り、おにぎりを包んで出掛けたくなるのだが、その『出かける行為』自体にHAPPYが凝縮され、かつ、その行動に人々を駆り立てる。HAPPYを絵で表現するだけではなく、そこまで所有者を連れて行く力を持っている。
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作者 作品名 【審査員講評】 海外でよく見かける、ガラスの中の商品が出てくるまでの見える自動販売機は、それだけでテンションが上がります。人生は選択の連続ですが、朝、自分で決めたボタンを押して、好きなジュースを選んで買って、前向きな気持ちになって歩く。そんな小さな楽しみのある日々がHAPPYなのだと思いました。 |
作者
中村菜々心(日本) 【審査員講評】 ハンカチの中央に流れ星、とてもシンプルなデザインですが、 |
作者
このデザインアワードは ハンカチーフを一枚のキャンパスに例え、
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梶原 加奈子(株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO 代表取締役/テキスタイルデザイナー)
齊藤 貴史(株式会社グリフォン 代表取締役/プロジェクトデザイナー)
高井 薫(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
中山 智裕(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
後藤 香代子(ブルーミング中西株式会社 CLASSICS THE SMALL LUXURY デザイナー)
中西 一(ブルーミング中西株式会社 取締役社長)
CLASSICS the Small Luxuryでは、これまでに国内外の多くのアーティストとコラボレーションのハンカチーフを世に送り出してきました。デザインの力が吹き込まれることで、ハンカチーフの新たな魅力や可能性が広がることを追求しています。アーティストの活動を応援すると共に、デザインが人々にとって、より親密なものとなればと願い、2020年より「CLASSICS the Small Luxury Design Award 」を創設しました。