Our History
1879年(明治12年)
中西儀兵衛商店(現ブルーミング中西)創業
初代中西儀兵衛は日本橋区葺屋町七番地(現在地)に欧米雑貨洋物商を開店。
取り扱い商品はハンカチーフ、手袋、洋傘他であり、文明開化の先陣とも言え、当時人々の注目を集めた。
1937年(昭和12年)
アンティークコレクション展を開催
中西常務(3代目中西社長)が欧米諸国に出張し、各国のハンカチーフを収集する。コレクション3000点以上を帰国後、銀座・大阪で展覧会として紹介。
当社のアンティークコレクションの基礎をつくる。
1940年(昭和15年)
汕頭に中華リネン工場を設立
昭和14年に汕頭を視察ののち当社と帝国繊維が共同で、中華リネン工業(株)を設立。ドロンワーク・ハンカチーフ加工場を建設し、製品を米国向けに輸出した。その他に東棉、三井物産、鐘紡らと汕頭に刺繍組合を結成した。
2003年(平成15年)
「クラシクス・ザ・ スモールラグジュアリ」が六本木ヒルズにオープン
ハンカチーフのスペシャリティーストアとして第一店舗がオープン。数百種類のハンカチーフと、多種多様の糸色とフォントを選んでイニシャル刺繍を入れられるカスタムオーダーが注目を集める。
2005年~2008年
「ありがとう」シリーズを開始
いつもありがとう。いままでどうもありがとう。直接「ありがとう」と言うのが照れくさいときや、ユーモラスに感謝の気持ちを伝えたいとき、ありがとうの気持ちをカタチで残したいとき。そんな「ありがとう」をデザインしたシリーズ。
2006年
「HIKKOMI」シリーズ誕生
「正方形じゃないとだめですか?」デザイナーからのふとした一言。大きくカタチを変えるわけではないのですが、ふちが引っ込んでいる、というささやかなおきて破り。今までとにかく正方形に、まっすぐに、とこだわってきた私たち。縫製する人、刺繍する人と様々な試行錯誤を経てできた「HIKKOMI(ひっこみ)シリーズ」。
2014年
Yoshidaシリーズを開始
正統なハンカチ、正しいハンカチとして、先染めハンカチのYoshidaシリーズをスタート。デザイナーの名前からつけられたこちらのシリーズは、経糸1本と緯糸1本をどのように組み合わせていくか、織りの組織を組み合わせ、デザインしていきます。シンプルだからこそ、丁寧なものづくりとこだわりが伝わる上質なハンカチーフです。
2018年
能『瓦照苑(がしょうえん)』とのコラボレーションを開始
演能団体夙川能舞台『瓦照苑(がしょうえん)』の、貴重な能装束をもとにデザインしたシリーズ。約650年、一度も絶えることなく続いている舞台芸術を、ハンカチというアイテムを通して、多くの人々に触れていただきたい。そんな思いが込められています。
2019年~2021年
第3のハンカチーフ「ヘンプ」「mico」
第3のハンカチーフとは、布帛のように織ることによってつくっているのに、タオルのようにアイロン不要でお手入れが簡単。タオルより薄手でかさばらず、ポケットにスマートに入れていただけます。ハンカチを作り続けてきたからこその発想で、新たなものづくりへとテャレンジし続けていることを象徴するシリーズ。
今後もハンカチーフに真摯に向き合い、
スタンダードを守りながら新しいものづくりへ挑戦してまいります。
これからのクラシクス·ザ·スモールラグジュアリに
どうぞご期待ください。