基本のアイロンのかけ方
■綿・麻・綿麻・ヘンプ素材の場合
・温度は高温です。
※アイロンの種類によりますが、コードレスでないアイロンは5分以上高温状態が続くと熱くなりすぎます。ハンカチが焼ける原因となりますので、高温と中温の間くらいにするのをお勧めいたします。
・アイロン台にハンカチを広げておき、しわが気になるところに霧吹きをかけます。
※アイロンの熱だけではしわをきれいに伸ばすことができないためです。
・霧吹きでかけたところを内側から外側(縁側)へ向かってアイロンをかけます。
※この時に外側へ強く押してかけるとハンカチが伸びてしまいます。軽く押し当てるようにかけてください。
・縁の部分をかける際は、少し縁を引っ張りながらかけると、きれいに仕上がります。
※手巻きの縫製場合、手巻きの縫い目にアイロンを添うようにかけると手巻きがふっくら仕上がります。
<白いハンカチなど、色の薄いハンカチの場合の注意点>
・アイロン台が汚れていると、ハンカチに汚れがうつる場合があります。アイロンカバーをきれいなものにするか、下に白い布を引いてアイロンを掛けてください。
・ハンカチが濡れている場合、高温のアイロンを押し付けるとハンカチが焼けてしまうことがあります。あて布をしてアイロン掛けをすることをおすすめします。
<PICK UP>手巻き縫製の縁がつぶれてしまった時の復活方法!
クラシクス・ザ・スモールラグジュアリの商品の中には、ハンカチの縁を手作業で一枚一枚巻き込みながら縫製していく「手巻き縫製」のものがあります。手巻き縫製のハンカチは柔らかくふっくらとした仕上がり。美しい裏面も魅力です。手巻きの縁が、潰れてしまった場合の復活方法についてご紹介します。
・ハンカチを裏返しにして、縁を霧吹きで濡らします。
・手巻きの縫い目にアイロンを添うように当ててプレスしていくと、手巻きの部分がふっくらと戻っていきます。縁の部分がふっくらと戻っていきます。
■レース・手刺繍・チュールのハンカチの場合
・温度は中温です。
※アイロンの種類によりますが、コードレスでないアイロンは5分以上中温状態が続くと熱くなりすぎます。ハンカチが焼ける原因となりますので、中温と小温の間くらいにするのをお勧めいたします。
・アイロン台にハンカチを広げておき、しわが気になるところに霧吹きをかけます。
アイロンの熱だけではしわをきれいに伸ばすことができないためです。
・必ずあて布を使用してください。
・霧吹きでかけたところをあて布の上から内側から外側(縁側)へ向かってアイロンをかけます。
※この時に外側へ強く押してかけるとハンカチが伸びてしまいます。軽く押し当てるようにかけてください。
・縁の部分、レース部分ををかける際は、軽く縁を引っ張りながらかけるときれいに仕上がります。
・手刺繍の場合は、刺繍の部分凹凸を避けてアイロンを掛けてください。