
CLASSICS the Small Luxury Design Award 2025 受賞作品発表
ハンカチのデザインを世界中から募集する「CLASSICS the Small Luxury Design Award 2025」。第5回目となる今回は、「Harmony(
募集期間は2024年11月3日から2025年1月31日まで。
その中から、6名の審査員が作品を選び抜き、
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グランプリ:1作品
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準グランプリ:2作品
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審査員特別賞:3作品
世界中から集まった「ハーモニー」の形。
これからも、ハンカチの小さな世界から生まれる、大きな感動をお届けしていきたいと考えております。
受賞作品
― グランプリ(1作品) ー
作者:LIU liu(中国) タイトル:Under The Same Sky ![]() |
審査員講評:今回のテーマ「Harmony」に、 さまざまな動物たちの形が白く塗られ、 また、地面なのか水面なのか、 可愛らしさと、大きなテーマ性。その両方を両立させた「具象」 |
― 準グランプリ(2作品) ー
作者:安栗 生翔(日本) タイトル:丸の多様性 |
審査員講評:今の時代、「白黒はっきりしたロジカルな色合い」と、「 本作品は、“丸”というモチーフを通して、 また、ハンカチとして折りたたんで使うときも、 |
作者:Sokolova Polina (ロシア) タイトル:The relaxing at sea |
審査員講評:第一印象として、とても可愛らしい絵柄が目を引く作品でした。 海と人物の色使いのバランスが美しく、 それぞれの人が異なる雰囲気や動きを持ちつつも、 |
グランプリ・準グランプリは、デザインを製品化し、CLASSICS the Small Luxury 直営店・オンラインショップ、その他取扱店にて販売予定となります。販売時期は追って告知致します。
― 審査員特別賞 (3作品)ー
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作者 作品名 【審査員講評】
齊藤 貴史 (株式会社グリフォン 代表取締役/プロジェクトデザイナー)
自動車業界の、開発設計、車体製造、電子制御組込、営業販売、というサプライチェーン のハーモニー。確かにどれ一つ欠けても、我々の暮らしに自動車は届かない。「ハーモニー」というテーマでは、ややもすると地球、自然、愛、など壮大なテーマに着手しがちだが、「工業製品」にそれを求めたところにセンスを感じる。イラストも、なんともいえない90’sのアメリカンコミック的な脱力感が、全体としてポップに見えつつ、ストリート感もあり、古臭くなくて良い。週末のワイドパンツのポケットに入れたい一枚である。 |
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作者 作品名 【審査員講評】 「輪になって踊る」という「ハーモニー」の象徴を描きながら、家の中のような、原っぱのような、幾何学模様のような、具象と抽象が混在しているデザインが魅力的です。ポルカやワルツの音楽が聞こえてくるようで、童話のハッピーエンドの場面を想像しました。ピンクのネコも可愛くて、色合いも綺麗。陽の気分になる、持っていたい素敵なハンカチです。 |
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作者
GANOO(日本) 【審査員講評】 ハンカチとはこういうものという既成概念を壊すような発想とやり切ったデザインに清々しさを感じました。文章も読んでいて楽しく、地球鍋つゆのパッケージまで丁寧に描かれていて無邪気に作っているように見えて、芸が細かいところにも好感が持てました。 |
梶原 加奈子(株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO 代表取締役/テキスタイルデザイナー)
齊藤 貴史(株式会社グリフォン 代表取締役/プロジェクトデザイナー)
高井 薫(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
中山 智裕(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
後藤 香代子(ブルーミング中西株式会社 CLASSICS THE SMALL LUXURY デザイナー)
中西 一(ブルーミング中西株式会社 取締役社長)
CLASSICS the Small Luxuryでは、これまでに国内外の多くのアーティストとコラボレーションのハンカチーフを世に送り出してきました。デザインの力が吹き込まれることで、ハンカチーフの新たな魅力や可能性が広がることを追求しています。アーティストの活動を応援すると共に、デザインが人々にとって、より親密なものとなればと願い、2020年より「CLASSICS the Small Luxury Design Award 」を創設しました。