CLASSICS the Small Luxury Design Award 2023 受賞作品を発表
受賞作品
― グランプリ ー
作者:小宮山 凜(日本) タイトル:Drip
審査員講評:「涙」というものにこたえようと思ったときに、雫の形ではなく頬をつたう形という切り取り方が、いいなと思った。それを直線ではなく、その人の手が感じられるような描き方と色、シンプルだけど手数がはいっていると思っていて、その魅力がある。ピンクがの頬の色と書いてあり、綺麗な色で、持っていたいなと思いました。
ー 準グランプリ ー
作者:SHIMOHIGOSHI NAOKI(日本) タイトル:Tears from Sea n Land
審査員講評:見た瞬間、
作者:加藤 万里奈(日本) タイトル:Sprout
審査員講評:線の描き方が綺麗で、スクエアサイズの切り取り方が、とてもうまく、ハンカチにしたときに清潔感と絵の分量のバランスがとても良いと思った作品です。
※グランプリ・準グランプリの作品は、デザインを製品化し、CLASSICS the Small Luxury 直営店にて販売予定となります。販売時期は追って告知致します。 |
― 審査員特別賞 ー
作者:カンデゲ スバース(日本) 作品名:My only dream
審査員講評: 梶原 加奈子(株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO 代表取締役/テキスタイルデザイナー)
いろんな涙とともに。というテーマから“ひとりの人生”を感じさせる物語があり、この世界の幸せとは何なのだろうとハッとするような印象深いデザインでした。描かれている後ろ姿から、平等な平和を願う気持ちが湧いてきます。このハンカチを使う度、小さな幸せに気がつき感謝の気持ちに立ち戻るだろうと思います。
作者:木村綾香(日本) 作品名:よりそう
審査員講評:齊藤 貴史 (株式会社グリフォン 代表取締役/プロジェクトデザイナー)
第一印象は、「可愛い」と誰もが思える動物をモチーフにしたイラストで、構成としてはおそらくテーマにある「いろんな涙」の部分を水玉で、「ともにある」を二匹の動物が寄り添うことと解釈して切り分けてデザインを起こしたものと推測します。ともすると今回のテーマを文字通り重い方向でとらまえ、説明的になりすぎ、 毎日の所持品としてのアイテム「ハンカチーフ」としての魅力(可愛い、かっこいい、美しいなど)から離れてしまいがちなところ、どんなメッセージであっても基本的には「持っていて可愛い」という事の重要性を「シンプルな正しさ」 として突きつけられたようで、 本コンペティションの趣旨やアイテムの特徴を再確認させられる作品です。
作者:Abdurrahman Imaduddin(インドネシア)作品名:raindrops
審査員講評:高井 薫(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
太陽と地面と雨の絵が、目と口と涙のようにも見える。いろんなイメージが浮かぶ白い手描きのラインが「涙とともにある世界」の表現として素敵なデザインだと思いました。繊細なブルーグレーの色も綺麗です。晴耕雨読という言葉がありますが、このハンカチをポケットから出して眺めたら、そんな悠々とした気持ちになれそうです。
作者: 榎 飛鳥(日本) 作品名:青と線と涙と
審査員講評:中山 智裕(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
難しいテーマに対してタイポグラフィでチャレンジするところに潔さと、グラフィックデザインに対する無邪気さを感じました。一見、デジタルデザインのようで微妙に不揃いな円の組み合わせがアナログ的にも見え、長時間眺めていられるデザインだと思いました。畳むとさらに印象が上品になり、様々な楽しみ方の出来るところにも好感が持てました。
作者:原田 澪(日本) 作品名:うつくしい雨
審査員講評:後藤 香代子(ブルーミング中西株式会社 CLASSICS the Small Luxury デザイナー)
作者:Hosoya Katsumi(日本) 作品名:still forward
審査員講評:中西 一(ブルーミング中西株式会社 取締役社長)
『辛いこともあったね、悲しいこともあったね、