第3のハンカチ ブークレ
第3 のハンカチ ブークレ
クラシクス・ザ・スモール・ラグジュアリのハンカチの中で第3のハンカチと呼ばれるものがいくつかあります。
第 3のハンカチとは布帛のハンカチとタオルハンカチの丁度中間、薄すぎず厚すぎず実用的でありながらおしゃれな新感覚のハンカチのことです。
その中の1つブークレのハンカチについてお話します。
*ブークレのハンカチとは
タテ糸にシルク、ヨコ糸にブークレヤーンを使った織物のハンカチです。
*ブークレヤーンとは
ブークレとはフランス語で輪という意味、細い芯糸に太めの糸を縮れたようにからませながら撚り合せた意匠糸、モコモコと柔らかい手触りが特徴です。ウール素材であればカーディガンやマフラー、綿素材なら夏の下着やシャツによく使われます。クラシクス・ザ・スモール・ラグジュアリのハンカチでは綿70%ナイロン30%のブークレの糸を使っています。
*シルクについて
シルクの特徴はなんといっても上品な光沢と滑らかな肌触りです。人と同じタンパク質でできているので相性抜群で素肌にやさしいところもポイント。吸湿性、放湿性にすぐれています。又、シルクの糸は非常に細いのですが強度は強く丈夫な素材です。
*ブークレのハンカチはネクタイ工場でつくられている。
ネクタイ製造メーカー成和様のネクタイ織機で織られています。13000本以上のシルクの糸が整然と並んだタテ糸にヨコ糸ブークレヤーンとシルク糸が打ち込まれていきます。
ネクタイ用の織り機にタテ糸のシルクが張られている様子。
ヨコ糸にブークレ糸を織り込むことで、柄が浮き出てきます。
*デザイン、指示書、 設計図
デザインや色を決めて指示書を作り、糸本数や密度を決めて設計図を考えます。
細いシルクの糸とその何倍もある太いブークレの糸を均一にバランスよく組み合わせるのは非常に難しく技術と経験が必要になります。
何度かの失敗を重ねついに完成したのがブークレのハンカチです。
シルクの上品な光沢とブークレでふっくらと表現されたデザイン。凸凹感がありながらタオルほど厚みがなく、23cm×23cmのコンパクトサイズのため、小さいバッグやポケットにも入れやすいです。
吸収性も十分にあり、おまけにアイロンいらず・・・
ハンカチとタオルの中間の新感覚、「第3のハンカチ」です。
*色と柄のバリエーション
明るくポップなカラーで休日のお出かけに。
メンズライクなカラーでビジネスシーンに。
シックなカラーでお着物の時にも。
色柄のバリエーションも増え、毎日持って楽しめるブークレのハンカチです。
*もう一つの秘密
風合いにもこだわって、千鳥柄とペーズリー柄は腰を持たせしっかりとした触感にして、ポケットにスッと入りやすくしました。
花柄とストライプボーダーは柔らかく優しい風合いに仕上げました。一度手にとって好みの手触りをご確認いただければと思います。
最後に洗濯方法についてお伝えします。この商品は、綿55%ナイロン26%シルク19%で出来ています。シルクの割合が少ないので洗濯機で普通に洗っていただいてかまいません。洗濯ネットに入れると、ブークレの糸が他のものにひっかからずより安心です。
塩素系漂白剤は避けてください。高温にも弱いので乾燥機も使用しないでください。
アイロンの必要はありませんが、もしアイロンがけする場合は低温で当て布をしてください。
是非、新感覚のブークレのハンカチをお楽しみください。