ハンカチリサイクルペーパーをつくっています
ハンカチから紙へ、そしてパッケージへ

ハンカチは、毎日のさりげない瞬間に寄り添う身近なアイテムです。
手をふき、涙をぬぐい、特別な時間をそっと彩ってくれた一枚。
たくさんの想い出をうけとめたハンカチに、もう一度新たな命を吹き込みます。

使い終えたハンカチをお客様から回収し、紙と混ぜてリサイクルペーパーとして生まれ変わらせる取り組みを行っています。
ハンカチの繊維30%、紙の原料となるパルプ70%の再生紙で
使われなくなったハンカチや、工場での生産工程で出る繊維くずを集め、
繊維からよりリサイクル率の高い「紙」にすることで
限りある地球資源を循環させ、有効活用する取り組みです。

できあがった紙は、お店のギフトボックスや封筒、手提げ袋へ。
形を変えながらも、今度は「贈る想い」を包むパッケージとして、お客様のもとへと帰っていきます。

よく見ると、ハンカチの細やかな繊維が織りなす温もりある表情。包まれる瞬間に物語を運んでくれます。

ハンカチを使う → 回収する → 紙にする → 包装として届ける
そんなサイクルを通して、私たちは「循環するものづくり」の可能性を探っています。
ご使用を終えた手提げ袋などは、再度“紙のリサイクル”へと循環の輪に入ることができます。

小さな布から始まる、未来へのやさしい循環。
誰かの手に渡るその瞬間まで、想いを大切に届けていきたいと考えています。