― 受賞作品 ―
グランプリ
作者:Kazantseva Anna(ポーランド) タイトル:Quiet happiness
審査員講評:
スマイルをいろんな角度で捉えられる。この人は「どんなスマイルをしていて、どんな気持ちなんだろう」と、想像する楽しさがある。それは半分の顔しか描いていないからだろうと思い、そういう広がっていく感じが良いなと思いました。完成度が高く、空想が広がる構図であり、色の構成も綺麗で、ハンカチとしても絵としても美しい作品です。
準グランプリ
作者:Krizan petra(クロアチア) タイトル:give smile from heart
審査員講評:一見、白いハンカチーフなんだけど、
作者:浅香 仁美(フィンランド) タイトル:SMILE
審査員講評 :
Smileというテーマをすごく削ぎ落として記号として捉え、それをシンプルにグラフィックに落としているというところが、私自身グラフィックデザイナーとして色々と仕事をしている中で共感ができ、良い作品と思った。
審査員特別賞
作者:夏山 恵美(日本) 作品名:しりとり
審査員講評:
ハンカチは何かを拭くことや汚れを防ぐ用途の他にも心を贈る要素があると思いますが、この作品は自分自身も見ていて遊べるという側面もあり、幾つもの笑顔が生まれる楽しいデザインだと思いました。 身近にあるハンカチの豊かな可能性を広げていると感じたため選考しました。
梶原 加奈子(株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO 代表取締役/テキスタイルデザイナー)
作者:管 拓也(日本) 作品名:ダンス
審査員講評:
色とりどりの絵の具がランダムに跳ねたり弾かれたりされている様子が、まるで具抽象化された人々が 手を取り合って踊っているような光景にみえる作品。やや全体にパースが効いている こともあり、ぼんやりと 広場の上から踊る人々を眺めているような、かつて旅した世界の街を思い出すような感情が瞬時に沸き起こりました。
思わず人々が笑っていたり幸せにしている光景を探してしまうここ数年の社会状態において、ポケットから出てきて、ふと気持ちを軽くさせてくれると思います。
全面的にまんべんなくかつ、無作為にパターン化 されているので、折り畳んで使用するハンカチーフの柄としても成立しています。
齊藤 貴史 (株式会社グリフォン 代表取締役/プロジェクトデザイナー)
作者:Kadowaki Rio(日本) 作品名:空
審査員講評:
見上げた空の気持ちよさ。浮かんだ雲のかたちの表現が新鮮で、SFの世界のようにも見えてワクワクします。ハンカチになったときの発色もきれいそうで、これを持って出かける1日は前向きな気分になれると思いました。
高井 薫(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
作者:三井 佳奈(日本) 作品名:花の種
審査員講評:
「花の種」という一見可愛らしいタイトルにも関わらず五感を逆撫でするような「毒性」を感じ、とても共感の持てるイラストレーション。「雨と花」の方も好きでしたが自分が持ちたいと思う方を選びました。
中山 智裕(株式会社サン・アド グラフィックデザイナー)
作者:山田 将一(日本) 作品名:スマイルハート
審査員講評:
スマイルにも人それぞれ色々な表現方法や感じ方がある中で、山田将
後藤 香代子(ブルーミング中西株式会社 CLASSICS the Small Luxury デザイナー)
作者:KARAMAN AAN(トルコ) 作品名:ENERGZER
審査員講評:
今回のテーマが「スマイル」
中西 一(ブルーミング中西株式会社 取締役社長)
※グランプリ・準グランプリの作品は、デザインを製品化し、CLASSICS the Small Luxury 直営店にて販売予定となります。販売時期は追って告知致します。